56.5ch

仕事においてはもう誰も信用できない。
笑顔の裏にどんな某略があるのか。
仕事上の人間に好きとか嫌いを持ち出すと面倒なことになるのはわかってるがそれが俺の足かせになって仕方がない。
言葉の裏を読むのが下手くそだった。
そこから転じて、言葉を言葉通り受け止めることができなくなり、誰が味方で敵なのかもわからなくなってきた。
わからなければ全部敵。そういうこと。
だから誰にも心を開かない。開いてるふりはするが、打ち明けたりしない。
だからどの輪にも属せない。孤立無援。
どこにスパイが潜んでいるわからないから本音も話せないし相談もできない。
ただただ疎んで憎んで傍観する。そんなスタンス。
もう人間関係ぼろぼろ。ぼろぼろになった、が正しいかもしれない。
だからやれって言われてる出向元のレベルの底上げなんてする気も起きない。
所詮、人ん家の子だから。俺が困らなければそれでいいというだけ。
手詰まり。
救い、というか、希望はちょっと仕事が変わりつつあるということ。
そこに微かな救いを求めることができそうってこと。どうなるかわからんけれど・・・
ま、言えることは、知ってる情報を全部出すことが正解じゃないってこと。
言ってしょうがないことを言ったってお互い嫌な気分になるだけなので意味がない。
改善意識がなけりゃあどうしようもない。
やりたいのに出来ない。妥協するということが完璧主義の俺には辛い。完璧にできないからすべて及第点ギリギリを狙う。自己は満足できない。
はぁー、悪循環すなあ。